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石材物性データの試験方法

【試験方法】

1.数値の換算
  従来単位の試験機または計測器を用いて試験する場合の国際単位系(SI)数値への換算は、次による。
  1kgf=9.80N
  (換算 N/㎟ N/㎠÷100 kgf/㎠×9.80665)

2.見掛比重
  試験体は、供試石材の代表的な部分から3個切り取り、大きさ10×10×20㎝の直方体(注:20㎝を石理にほぼ垂直方向とする。)とする。
  試験体の加工面は平たんに仕上げする。
  これを105~110℃の空気乾燥器内で恒量となるまで乾燥する。その後取り出してデシケータに入れ、冷却した後質量及び正味体積を量る。
  見掛比重は、次の式によって算出し、試験体3個の平均値をもって表す。

  見掛比重=質量(g)÷正味体積(㎤)

3.吸水率
  見掛比重測定時の試験体の質量を乾燥時の質量とする。次に石理を水面と平行にし、かつ上部1㎝を常に水面上になるように浸水して、20℃±3K(20±3℃)で多湿の恒温室内に置く。48時間経た後取り出し、手早く浸水部分の水をふきとり、直ちに質量を量り、吸水時の質量とする。
  吸水率は、次の式によって算出し、試験体3個の平均値をもって表す。

  吸水率(%)={ 吸水後の質量(g)-乾燥時の質量(g) }÷乾燥時の質量(g)×100

4.圧縮強さ
  吸水率測定後の試験体を使用し、吸水時の質量測定後、直ちに試験する。
  加圧には、中央に球接面をもつ伝圧装置を用いて、原則として石理に垂直に毎㎠当たり毎秒98N〈10kgf〉の速さで加圧する。圧縮強さは、次の式によって算出し、試験体3個の平均値をもって表す。

  圧縮強さ(N/㎠)〈kgf/㎠〉=最大荷重(N)〈kgf〉÷断面積(㎠)

  断面積を算出する場合、各辺の寸法は、0.1㎜まで正確に測る。

5.製品の呼び方
  石材の呼び方は、次による。

  (産地又は固有名称)・(岩石の種類)・(物理的性質による種類)・(形状による種類)・(等級)・(寸法 厚さX幅X長さ)又は(寸法区分の種類)

 例 ○○○・花こう岩・硬石・板石・1等品・10X50X91
 ただし、呼び方は必要のない部分を除いてもよい。

《備考》 この試験方法は、JIS A5003-1995に準拠しており、石材の品質試験は(財)建材試験センター、県建設技術センターなどにおいて行われている。

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